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猫伝染性腹膜炎について

猫の感染症の一つである猫コロナウイルスとそれにより引き起こされる猫伝染性腹膜炎(Feline Infectious Peritonitis:FIP)についてお話しします。 猫伝染性腹膜炎(FIP) 猫コロナウイルス(Feline coronavirus:FCoV)が病原体です。猫コロナウイルスには毒性の弱い腸コロナウイルスと、強毒性の猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)が存在します。FIPVは猫から猫への感染は起こさず、弱毒のFCoVに感染した猫の体内で変異し、FIPVが発生すると言われています。変異~発症 ...

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SFTS (重症熱性血小板減少症)について

今回はSFTS(重症熱性血小板減少症)についてお伝えします。 この病気はマダニが媒介する感染症ですが、実は犬、猫だけでなく、人にも感染する人獣共通感染症なのです。 なぜ今SFTSなのか?というと、先日県内で初めて、浜松市でSFTSで猫の死亡が確認されたからです。('20.09.03) マダニの発生のピークは、春と秋の年2回あり、9~10月はハイシーズンとなります。 涼しくなり、お散歩時間も増え、草むらなどでマダニに接触するリスクも高まっています。まずは病気を知り、対策についてもご覧いただけたらと思います。 ...

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猫の乳がん

自宅でネコちゃんをなでなで・・・至福のひと時ですよね。 今回は、その時一緒にお腹もなでてください!!というお話です。 ネコも乳がんになることをご存じですか? 近年ネコの飼育頭数はイヌを上回り、飼育環境も改善されてきていることから、平均寿命も伸び、腫瘍などの病気もよく見られるようになりました。 病気で亡くなるネコの約1/3がつまり「がん」なんです。 実は、そのネコの悪性腫瘍で一番多いのが「乳がん」なんです。 ネコの乳腺のしこりは約80%が悪性といわれています。乳がんの約99%が女の子のネコちゃんで発生します ...

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熱中症

熱中症とは 気温・湿度上昇で体温調節を行うことができなくなり、高熱状態となって身体に様々な悪影響を及ぼすことを総称していいます。 人と比べて犬猫は発汗による体温調節機能があまり発達していません。 気温が上昇する春先から秋口まで、特にこれからの季節は注意が必要です。 主な原因 暑い車内や締め切った室内での留守番 暑い時間帯の散歩、屋外で遊んだり興奮させる ポイント犬猫は体が地面に近いために、高温のアスファルトの影響を受けやすくなっています。 症状 熱中症の主な症状は、高体温、荒い呼吸、大量のよだれ、ふらつき ...

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猫のおしっこの病気

猫下部尿路疾患(FLUTD)とは 特定の病名ではなく、猫の尿路感染症、尿石症、特発性膀胱炎などによる膀胱や尿道の病気全般をさします。 猫が罹患する代表的な病気の一つであり、どの年代の猫にもみられます。中でも特に多いのが、膀胱炎と尿石症で、同時に発症していることもよくあります。 猫下部尿路疾患(FLUTD)の症状 トイレに行く回数が増える、頻尿 頻繁にトイレに行くが少ししか排尿しない 排尿時に痛いのか鳴く 血尿が出る トイレ以外の場所で漏らしてしまう 尿が出ない など、原因により異なりますが、排泄に伴う様々 ...

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狂犬病について

狂犬病について狂犬病は狂犬病ウイルスを原因とした感染症であり、人を含むすべての哺乳類に感染します。人が感染して発症した場合は有効な治療法もなく、致死率ほぼ100%の恐ろしい病気です。 原因狂犬病ウイルスの感染によって発症します。一般には感染した動物からの咬み傷などから唾液とともにウイルスが伝染することが多いのですが、口唇などの粘膜部を舐められた場合も感染の危険性が高いと言われています。人への感染例では犬の咬傷がもっとも多く報告されています。 体内に侵入したウイルスは、末梢神経から脊髄~脳に到達し、神経症状 ...

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